賃貸アパート・マンションの建物構造について

木造アパートとは、主要構造部に木材を使った住宅のことを言います。アパートや戸建てに多く、日本では多く用いられている構造です。
2階建て以下の比較的規模の小さい賃貸物件です。木造アパートは建設コストが低いため、立地や築年数が同じ鉄骨造マンションと比較すると、家賃相場が安いのが特徴です。

「鉄骨造」とは、柱や梁といった骨組に鉄骨を使っている建物の構造のことを言います。鉄骨には軽量鉄骨と重量鉄骨の2種類あり、鋼材の厚みが違います。
軽量鉄骨はアパート、重量鉄骨は高層マンションで使用される場合が多いです。

鉄筋コンクリート造とは、柱や梁などの主要構造部を鉄筋コンクリートで構築している建物構造を言います。耐火性・耐震性に優れており、都心の高層マンションやビルで多く採用されています。
構造的な強度を確保できれば、デザイン性の高い建物の設計ができるという特徴があります。

鉄骨鉄筋コンクリート造とは、鉄骨の柱の周りを鉄筋コンクリートで固める、鉄骨（S造）×鉄筋コンクリート（RC造）を掛け合わせた構造を言います。主に高層マンションなどに使用されていることが多いです。
鉄筋コンクリート構造よりも高い強度を持っているため、地震の多い日本で災害が心配という方にはおすすめです。